甘き死よ来たれ

 偏頭痛と月曜日。なんでも東浩紀さんの評論サドンデスバトルが文学フリマを舞台に行われるそうで。


東浩紀の渦状言論: ゼロアカ第4回関門発表


 しかし、殴り込みをかけようにも表紙4色96ページ500部で約15万自腹という非常にリスキーな企画なので、それに参加出来る人がどれだけいるのだろうか(苦笑)。まぁ、それだけリスキーな状況を好む人しか来るな、ということなのだろうか。……しかし500部かぁ……。無謀としか言いようがないのですが、どう答えたらいいものか。文学フリマで売れる基準ってなんなんだ?……と小一時間問い詰めたい

 まぁ、文学フリマは一度出てみたかった企画ではあるので、ちょっとチャレンジしようかな、とは考えています。11月はTRIPやガタケもあったりしますし、冬のボーナス前なので無茶は出来ませんが……。もしかすると、どれかお休みすることになるかも知れません(今から夏のボーナス貯めておこうかなぁ)。今後、文学フリマを年間スケジュールに入れてしまうと5月と11月が大変なことになるので無茶は出来ません。交通費だけで幾らかかると思ってるんだよう(泣)。


 僕自身は「売れる本」を作ることに興味はあまりなくて、「面白い本を作っていればそれは売れていく」というのがある。ただ、現状として僕の知人友人以外にあまり広まっていない、というのもあり(このブログ自体もかつてよりは全く見向きもされなくなってしまったし)、このままではいけないのかな、という気もしないでもない。別に「あの日の栄光を!」とか叫ぶつもりはないし、そもそも栄光なんてあった時代がいつだったのかも分からないけれど。

 勘違いされると非常に困るが、僕は決してそんなに本を読んでいるわけではないし、これからもそんなに読まないような気がする。だからゼロアカな皆さんには多分太刀打ち出来ないだろうし、するつもりはない。だからこそ、エンターテイメントの分野からお前らの足首に跳び蹴りしてやるぜ!……みたいなことをうっすらと考えていたりはするのです。


 とまぁ、考えるだけで嘆き続ける人と行動に起こす人では天と地ほどの差があるよね。ゆえに僕は本当ならば語るべきではないのです。まずは、夏コミかな。夏までの間に本は出ているし、新刊義務という意味では達成しているのだけれど、それでは何となく詰まりませんからね。

 そういや、僕の本を商業レーベルで出版するとしたらどこになるのかな。素朴な疑問。