そりゃ当然だよな。

松坂熱血先生 チビっ子に怒った

 黙っていられなかった。イベント終了後、松坂は「最後は気分が悪くなっちゃいました」と胸の内をぶちまけた。原因は参加した子供たちのマナー。「あいさつはもちろん敬語も使えない、名前は呼び捨て…」。笑顔は消えて思わぬ仏頂面に。表情からは怒りと無念の思いが伝わってきた。


 自身が会長を務める55年会初のファン参加イベント。成功を確信していた松坂は、参加者とのギャップに驚いた。「僕の時は小中高と本当に厳しかった。“ケツバット”なんて当たり前。殴れなんて言わないけど、時代が違うのかな」。イベントの冒頭に「あいさつはしっかり。呼び捨てもやめよう」と司会者がアナウンスしたが、聞こえてくるのは「松坂!」の声。野球の技術だけでなく心も教えたい。だからこその苦言だった。


 「(元阪神の)野村監督の“人間的な成長なくして技術の進歩なし”という言葉は、いつも自分に言い聞かせています」。子供たちが指導者に乱暴な口を聞くのも耳に入った。しかし監督、コーチは何も言わない。「監督やコーチ、親はもっとしつけが必要ですよ」。参加者にも高い理想を求めるのが55年会流。負けないように団体としても成熟するつもりだ。

当たり前のことができないのが増えていることは確か。甘えすぎの所はあるかもね。

それにしても松坂はすごい。明日の朝の会で使おう。