閉じた世界と僕の掌

 断絶する日曜日。今、情熱大陸を見ています。鈴木成一さんの話。

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 鈴木デザインといえば僕の中で真っ先に思い浮かぶのがこのシリーズで、ダウン・ツ・ヘヴンがどのような装丁になるのか今から楽しみだったりします。装丁は本の顔、というのは確かにその通りですし、それが魅力的でなければ本自体を手にとって貰えないのです。同人誌においてもそれは言えることで、同人作家は作家と編集者と装丁家を全て兼ねているわけです。僕なんかは装丁にかなり凝りまくってしまうのでDTPにはすごく興味を持っているんですけれどね(逆に本の中身自体を作るのには毎回苦労している。表紙案だったら他人の本でも勝手にさくさくと出てくるのに)。それを年間600種も手がけるというのはやはりものすごいことだなぁ、と思います。アイデアが溢れ続けるんでしょうか。いや、それよりも本というメディアに対する信念みたいな物がしっかりと存在しているのだ、と思います。テレビ番組のオープニングにあたる物が本の表紙なら、看板とも言えるそれを作り続けるのは並大抵の努力では出来ません。今後もどこかで読者の想像を超える物を作り続けていって欲しいなぁ、と思うのです。そんな塩梅。


 来週は美輪明宏さんだそうですので、間違いなく見るでしょう。岩漫終わってバイト終わって、と結構疲労困憊でしょうけれどね(笑)。