ネータデスヨ作曲第五交響曲

 安田大サーカス四コマ漫画になったら四コマ目は全部「ダン! ダン! ダン! オチでーす!」になるんだろうか火曜日。つか、実際にお笑い芸人を漫画にしてみようという雑誌があったから驚きである。売れなかったけどな。この出版過多のご時世の中で、何でも本にすれば売れると思っているのだろうか、というどこか驚きにも呆れにも似たものがあります。いや、それが企画をしっかりと立てて売るのならばまだしも、許せないのは便乗本ですねー。誰が買うんだ「ドップリ!」とか。怒られないのか。電波男はアレはアレで元ネタと似ても似つかない内容になっているから、いいかな、という気はするんですけれど。どうせやるならこれくらいはっちゃけてくれないとなぁ。


 それより、最近のボーイズラブ小説の創刊ラッシュの方が気になります。売れてるんだろうか、と思ったら結構売れてるんですよね。その辺はこないだのbk-1ランキングが証明してしまったわけですし。だからといって全員が全員ホモ好きって訳でもないと思うので、決して売り場面積は拡張するわけに行かないというのも一つのネックなんですけれどね。ボーイズラブ系って成人指定されないのは何でかなぁ(論理のすり替えです)。最近は少女コミックにもチェックが入り始めたようで、油断出来ないところではあるのですが。成人指定すりゃいいってものでもないですし、だからといってそのままにしていいのかどうか*1、というところに関しては議論を尽くさないといけないところではあるんですけれどね。以前とある高校の部活の情宣ビラにAIR(当時はまだ18禁版しかなかった)の画像が使われていたりして、なんだなかぁ、と思った記憶はあるのですが。そういうのに興味があるお年頃だってのは分かるんですけれどねー。本来ならば裏でこっそりやって欲しい物。ましてや、監禁したり誘拐したりする動機としてそんなのは存在しないのだと思います*2。難しいです。

*1:諸外国の潮流を考えると、日本のお色気漫画は大抵成人指定になると思う。

*2:例の監禁事件では僕も今回の加害者自身は詐病だって分かるんですけれども、どこかで「別の意味で」精神的障害を負っている可能性は捨てきれない、と思います。ネットとかそういうのは関係なくて、育ちによる何かというか。これ自体を障害というのはやはり抵抗がありますけれど。