山田風太郎・浅田寅ヲ『甲賀忍法帖・改』2巻(角川書店コミックスエース)
甲賀忍法帖・改 (2) (カドカワコミックスAエース) 浅田 寅ヲ 角川書店 2005-09-10 by G-Tools |
読了。今年40冊(小説4、漫画36、その他0)。
残り 伊賀・九、甲賀・六――ついに始まった伊賀と甲賀の忍法合戦。甲賀弦之介はそのことをつゆ知らず、伊賀の里で朧との逢瀬を満喫していた。長年の怨念の連鎖を断ち切るべく和睦へと向かっていた弦之介だったが、次々と倒される仲間を前に自ら立ち上がる。しかし、それは愛する朧を自らの手で討ち取ることにすぎなかった……。それまでの『甲賀』とは全く違ったサイバーパンク忍法帖、第2章。
というわけで、両軍トップの幻術は『瞳』であり、弦之介の『瞳術』はいわば最強の矛、朧の『破幻の瞳』は最強の盾と言える。お互いの瞳を封じた場合、他の者同士によるサポートがどうなるか見物ですが……ああ、まだまだ待たねばならないですなぁ。楽しみであります。
しかし、相変わらず浅田さんの漫画は一読ではわかりにくいです。その辺が読みごたえがあるところであるんですけれどね。