大人になんかなりたくない、というのは責任放棄の意味もあることを忘れるな

 本格的に仕事始めだよ月曜日。僕がガタケット行ってた遙か南では何やらきな臭いことが起こっていたようで。僕自身イベンター経験はないんですけれども、どういうわけか結構関わっていたりする部分は少なからずあって、こういうきな臭い話を聞くと哀しくなったりする。老舗のイベンターとて、一つの団体があれば何らかの形で代替わりをしていくもので、初期の頃とは志がどこかで違ったのかも知れないなぁ……と思うと、かなり複雑な気持ちではあります。


 傍目に見ていて思うのは、イベントの実行を呼びかけるのは非常に簡単ですが、実際に開催し、かつ維持していくのは非常に難しいということです。場の存在意義を忘れたイベンターはイベンターであってはならないと僕は思うし、逆に言えば、場の存在意義を見出すために、イベンターはありとあらゆる手段を持って事業を成功に導く必要があるのではないかな、とも考えます。

 冬コミから年明けに掛けて、友人とそういう話をする機会が少なからずありました。そして、「マンガ論争勃発」を読みながら、ふとこれからの同人イベントとはどうあるべきなのか?……とも考えたりもするのです。前述したとおり、場を維持するためには、それこそ血のにじむような努力が必要です。それを怠れば、イベントに限らない全ての場は、緩やかな死を迎えていくのでしょう。機会があれば、数年後の同人イベントとは、というところまで突っ込んで書きたいとは思います、が……。