魔術式事件

 HDDをサルベージしたよ金曜日。一度フォーマットの危機か!? と思われた旧式HDDですが、ここのお告げに従ってサルベージすることが出来ました。一部の日記本とか昔の漫画とかその辺のデータは復旧不可能でしたが、需要自体があるかどうか*1。本は実際手元にある訳だし。それよりも濱マイクFLASH次回予告のデータが飛んでしまったのが痛い……(泣)。誰か持っている人いませんか? いませんよね……。*2


 秋山真琴さんより『酔待寓話』の感想をいただきました*3。このお礼にウリオさん『萌え秋山リレー書簡』に参加してやりましょうかこんちくしょう(?)。冗談はともかく。僕なんかは結構批評は受けたいけれど諫言にはすぐ凹むという自意識過剰な性質を持っているので、そのまま反応仕返せるかというと素直になれないことが多いのです。


 全体的に雰囲気を重視したものが多く、受ける人には受けるけど、受けない人には受けないと思った(当たり前だ)。踝さんがジュヴナイルステークスでどんな位置にいるのかは全く知らないのだけれど、なんかそれほど人気はないようなイメージがある。虐げられていると言う訳でも、無視されていると言う訳でもないけど、何かスルーされているような。その理由は、つまり、何と言うか地味に上手いからではないだろうか。秋山はやる気がないけど決めてくる人よりも、やる気はあっても空回りしているような人が好きなので、垢抜けない作品は、どうもなあと思う。


 これに対してどう反応していいのか分からないけど(苦笑)、うーん、結局地味って言われているのかなぁ。それが僕の作品の印象を薄くしているところがあるのかと。確かに意図的に地味にしているところはあるかも知れませんね。もう少しはっちゃけるべきではないか、という感想として受け取らせていただきますが、僕はあまりはっちゃけた雰囲気、というのが好きではないのです*4。未だに僕自身のスタンスが確定していない、というのもあるんですが、いきなりぶっ殺します! とかそういうのを書こうと思うと拒否反応を起こして書けなくなったというのがあるので、当分はノワールは書かないと思います。*5ただ、そこが一番の何店なのかな、という気もしますが(ジャンルをえり好みで書いてしまっているというか、あまり考えないで書いてしまっているというか)。自分の読解力不足の所もあると思います。今後ともご指導いただければ幸いです。


 ところで、こっそりブログの名前が『Quantum Expansive Device』に変更になっています。多分これで確定でしょう。特に『E』のところが変わったのには理由はありません。いや、あるっちゃあるしないっちゃないんですけれど。気になった人はアンテナ等を変えていただければ。あ、リンクはフリーですよ。

*1:その中には『踊ル人形/漫画版』のデータも含まれていたが、高橋曰く『入れていたのすら忘れてた』とか。

*2:あとはゲームのデータだったりするのであんまり痛くないというか。

*3:踝祐吾短編集第二弾。第一弾は『マリオネットは笑えない』(販売終了)

*4:売れる小説って言うのはどこかはっちゃけているところがあるので、逆に僕みたいな『アマチュア小説家』を標榜している人は手癖でもなんでもワンアイデア/ワンショットで書いてしまうことが多いのです。

*5:そのかわり千場武人くんシリーズは基本的金田一少年の事件簿本歌取りなので、連続殺人を扱うスタイルは変わりそうにないですけれど。