僕たちには睡眠が足りない
一段落日曜日。岩漫も無事終了し、一方の企画の原稿も一段落し、あとは新たに最近立ち上がった企画を少しずつ進めていきたいと思います。……日記本も目処つけないとなぁ。
で、前述の「一方の企画」とは何かというと……オンライン文芸マガジン『回廊』に参加することになりました。早い話が、編集長からのオファーを受けた形になりますが。とはいえ、今回は小説ではなく何か別の物を用意しました。第4号の公開は今週の金曜日になります。
「情熱大陸」は美輪明宏さんの回。よく怒る演出家の行動を「出る杭を打つ」と表現するなら、美輪さんのそれは「出る杭の余計な部分を削り取る」だな、と思う。自由に、自己を信じ、美を愛する美輪さんの美意識は、いわゆる「数学的な美しさ」に通じる物があるんじゃないかなぁ。例えるなら、『』。ものに例えるなら日本刀。何というか、その場に似つかわしくないものを排除していって、極めてとぎすまされた美しさ。いるだけで芸術になる、という人はそういない気がします。美輪さんのことを僕自身数年前までは美川憲一みたいな人かと思っていたのですが、最近になって見方がすっかり変わってしまいました。そのまなざしはとても暖かく、優しい。一番心に残ったのは「何でも出来る、と要求に応えていけば、必ずもらい手は出来る」というようなもの。全ての活動において通じる言葉かも知れませんね。
「岩漫」のオフレポは後程。いろんな人に久しぶりにあって、少し元気になりました。頑張ろう。