ウエブサイトにもベイジアンフィルタが適用出来ればいいのに

 ネバーストップ月曜日。とりあえず、夏コミの準備とかを少しずつ始めました。コミケは毎回カットで悩むので、サークルカットはデザインで攻めるしかありません。難しいですね。


 携帯電話のフィルタリングについて、基本的に僕はフィルタリングの範囲を明確に定めた上で賛成としたい、と思う。問題はそのフィルタリングの範囲なのだろうが、正直言うと、その範囲の明確化が非常に面倒だし、それ以上に難しい。

 結局方針としては「公式メニューからリンクされているもの」となるようだが、正直厳しすぎやしないかと思う一方で、携帯コンテンツにおけるトラブルを見る限りでは仕方ないのかな、とも思う。もちろん、携帯コンテンツに限ったことではなく、ネットにも言えることだ。

 少なくとも、金額とかそういう面も関係あるのだが、僕が携帯・PHSを持ち始めてまだ10年も経っていない。僕は大学に入ってからPHSを通信手段として持つようになったが、高校生の頃に携帯を使いこなしていた人はそんないなかったんじゃないかと思う。

 ただ、ポケベル暗号時代を知っている身からすれば、携帯の若年化は予想出来ないことでは決してなかった。今や小学生でも携帯を持っている。携帯の有害コンテンツは道ばたに落ちているエロ本とはわけが違うのだ。携帯コンテンツは常にアップデートされる。そして、人間は情報の更新頻度の高さに慣れてしまうと、段々待つということが出来なくなる。そして、自らコンテンツの沼へと落ちてしまうんじゃないか……と考えてしまう。なんか抽象的で分かりにくいかも知れないが。


 メールがベイジアンフィルタで振分けられる時代である。ウエブサイトでそれが可能であるか分からないが、似たような感じでブラックリストを共有したり、フィルタリングしたり……と出来るんじゃないか、と思う。実際携帯コンテンツは通信業者のサーバを介してくるのだから、通信の秘密とか倫理的な問題はあるだろうが、技術的に不可能ではない……んじゃないだろうか(良く分からないから弱腰になっちゃうけど)。

 日教組の研修会で学校裏サイトの事例報告が為された。そして、フィルタリングに対し違法着うたが落とせないから反対という子供もいる。はっきり言って、大人も子供もネットをどのように使うべきかを知らなすぎる。そしてそういうIT知識に興味のあるギークだけがインターネットの倫理観を啓蒙し、広めようとしている。だが、基本的に一般の皆様はギークの話には聞く耳を持たないから、いつまで経ってもネット倫理は発展しない……という難しさがありますね。

 携帯は今やコミュニケーションにはなくてはならないツールです。そして、インターネットも。P2Pと同じで、要は使い方の問題なのだ、ということを認識していくべきなのかも知れません。