アサノ教授の憂鬱
待たせたな日曜日。たまにはいい加減一行日記以外のことを書かないとエントリの無駄遣いになるので書いてみようかなぁ、と思います。しかしMTは毎日日記にするのには向かないのかな。3000エントリ以上くらい行くと再構築エラー頻発するって聞くし(既に頻発してるし)。今日は昨日に引き続き頭痛と腹痛で伏せっていました。それでも薬飲んだから楽なんですけれどね。
先日、前宮城県知事・浅野史郎氏の講演会を聞きに行く機会があったので(仕事上の付き合いで)、色々聞いてみた。内容としてはそのまんま東国原知事の話の配分が大きく、演題であった「コミュニケーション術」そっちのけで色々喋ってくれました。しかしまぁ、ただの話し好きなひとと、話の面白い話し好きなひとは全然違う。最初から最後まで笑わして下さいました。
まずいきなり、開演15分前なのに、勝手に登壇して話し始める(そのあと開演時間にきっちり仕切り直しました)。とにかく時間ぴったりまで話し、時間になったらきっちり止める(意外とこれを守れない人が多い)。それから、東国原知事と新党日本の田中某氏の違い(この辺、氏出演の『朝ズバッ!』や日記でも同様のことが触れられている)、さらには浅野教授の出馬時のマル秘エピソード……等々話題には事欠きません。
ちなみに東国原知事と田中元知事と故・青島知事との比較が色々語られているのが印象的でしたね。僕自身といえば、当初はこんな感覚しか沸かず「宮崎も人気だけで選んじゃったのかなぁ」と思ったものですが、一週間見てみて「これなら意外と大丈夫なんじゃないかな」と思うようになってきました。何せ田中やっくんみたいに名刺渡したら県庁のひとに折り曲げられたりしないし(これは東国原氏と議会(県庁)の進むべきベクトルが同じだからとも言える。もうすぐ統一地方選もあるからね)。「談合」発言とか、「鶏肉まだ駄目」発言とか、関係者がちょっと表情を曇らせる行動が少なくないですが、うっかり喋ってもそれをしっかりとフォローしかつPRまでしてしまう、と急激な成長を遂げているのだと思います。おそらく今後「改革派政治家」の一人としてピックアップされていくんじゃないかなぁ。
で、本題のコミュニケーションについて。本公演の元ネタとなっている著作が来月講談社から出版されるそうで。予約しようかなぁ、と乗せられている僕がいます。いやぁ、楽しかった。
許される嘘、許されない嘘 アサノ知事の「ことば白書」 浅野 史郎 講談社 2007-02-26 by G-Tools |
……余談ですが、東国原ってどっかで聞いたなぁ……と思っていたら、『古畑任三郎』の向島巡査の旧姓でした。Wikipediaみてびっくりました。そんな日曜の夜。